- 子育てしながらだと、なかなか自由時間が取れない。
- スキマ時間に勉強してるけど、まとまった時間も確保したい。
そんな悩みをお持ちの方へ向けて。
私たちは現在、早寝早起きを続けて毎日3時間のまとまった自由時間を確保しています(=朝活)。
以前は夜型生活でした。毎日寝不足で身が入らないような状態に加えて、子どもの寝かしつけに時間がかかってしまうことで思うように自由時間が確保できないことにイライラする、という悪循環でした。
そこから、どうやって子どもたちだけを早く寝かしつけるかと考えるよりも、毎日決まった時間に寝られるような仕組みを考え「自分達も子どもと一緒に寝てしまって朝時間作れば良いんじゃね?」とある日ふと思い、軽い気持ちでスタートしたものの継続して3ヶ月が経ちました。
早起きして朝活動することは、自分の時間を増やす最強の習慣だと思います。
今回は朝活をすることのメリット・デメリットや、私がどうやって時間を確保しているかを紹介します。
朝活のメリット
まだ3ヶ月と短い期間ではありますが、取り組んでいて感じたメリットが以下のとおりです。
ポジティブな気分で一日のスタートを迎えられる
朝起きたらまず今日やりたいこと、やるべきことを整理してリスト化しておけば一日を過ごすのが楽しみになります。
手書きやスマートフォンのリマインダー機能など、方法はご自身に合う方法で構いません。思いつくままに書き出していきます。
起きたばかりの頭は、一日を過ごした夜と違い何も情報を詰め込まれていない状態。余計な雑念に惑わされる事なく、きっと自然にリストが作れますよ。
また、朝活を達成できたら自己肯定感がすごく高まります。好きなことをして時間を有意義に使えた高揚感のまま一日のスタートを迎えられるのでいつもより心に余裕が出来ます。
作業の途中で邪魔されないので、まとまった時間が手に入る
子どもが寝ている時間に作業をするので、度々途中で手を止められる心配がありません。
子どもが小さいうちは目が離せませんし、話しかけてきたりこちらの気を引く行動をするので自分が思うように長い自由時間を確保するのは難しいこともあるかと思います。
早朝のまとまった時間を確保して好きなドラマ・アニメの一気見や自分が納得できる所まで進めておきたい作業などは消化してしまいましょう。
子どもの体調が悪くて夜泣きが多いときはスッパリ諦めます!そんな日もあります!(笑)
時間の終わりが見えているので集中力が増す
夜起きる場合だと眠るまでの時間を自分自身で好きに決められますが、朝活の場合は出社の準備時間もしくは子どもが起き出すまでが自分の時間です。
そう割り切ることで「一分一秒も無駄に出来ない」という心理が働き集中力が増します(笑)。
日によっては自分が思うように時間が取れないこともあるかもしれません。でもそれでも良いんです。1時間でも10分でも起きて活動したことが必ずあなたの経験値になります。全く無駄じゃないです。
睡眠の質を上げられる
翌朝活動することに重きを置くことになるので毎晩、早起きの妨げになるようなことをしなくなります。
お酒が好きであっても深酒しなくなったり、夜起きていたらやっていたであろうネットサーフィンをダラダラとしなくなったり。その結果ぐっすり眠れます(個人的な体感)。
取り組んだ当初は寝付くのに時間がかかるかもしれませんが、継続することで自然に夜の早い時間帯に眠くなってくるので少しずつ朝型生活に変化していきますよ。
自分達だけでなく、子どもの生活習慣も整えられる
毎日決まった時間に眠りに付けるように、朝から布団に入るまでの一日の時間を逆算してスケジュールをほぼ固定しています。
保育園の送迎、ご飯やお風呂・洗濯の時間、翌日の保育園の準備など毎日こなす大まかなことは夫婦で協力して全て決まった時間に行います。
習慣化してしまえば段々と苦にならなくなっていきます。
この習慣を続けて、子どもの寝付く時間も短くなりました(その分、朝起きるのも少し早くなりました)。
今では、早く寝てくれないストレスも軽減され、また良い生活習慣が身についてきた事で家族みな心身共に健康に過ごせています。
朝活のデメリット
メリットの方が大き過ぎるのでデメリットは本当に少ないです。
強いてあげるならば…
夫婦で一緒に取り組まないと会話する時間がより減ってしまう
一方は朝型、もう一方は夜型の生活だと夫婦の会話がごっそり減ります。以前の私たちがそうでした。
ですが現在はお互いに自分がその日に学んだことを報告し合ったり、家計管理について話し合う時間が楽しみになっています。
会話の時間がたくさんあることが夫婦仲の全て、とまでは思いませんがそれでも、日々一緒に同じ時間を共有することは長く夫婦円満でいるための要素の一つとして、とても大切だと思います。
早く起きられなかった時の絶望感
絶望、というと大袈裟に聞こえるかもしれませんが早く起きられなかった時の気分は最悪です。
早朝の限られた時間が更に少なくなってしまい、「あと5分しかない…」と手が付かなくなってしまう可能性があります。
1日のスタートを負の感情で始めることになるので、その日のパフォーマンスにも悪影響が出てしまうかもしれないです。
ですが寝過ごしてしまったとしてもほんの少しだけ時間があるなら、やれるだけやってみましょう。
その時間分取り組んだことは後々必ずあなたの助けになってくれます。
たった5分、なんて思うかもしれませんがその時テキストでたまたま見た箇所が試験に出る可能性だってあるはずです。
より限られた時間を無駄には出来ないので集中力はもっと増すことでしょう(笑)!
とにかくやめないことが大事です。昨日の自分より1ミリでも成長するために、一緒に頑張りましょう。
朝活を無理なく続けるための工夫
なるべく無理なく続けるために、最低限の労力で出来るように心がけています。
前日の夜に翌朝やりたいことを決めておく
前日の夜にやりたいことを決めておくことで、朝起きるのが楽しみになりますし、自然と早く起きられるように感じます。
楽しみながら続けることが、苦にならない一番の秘訣です。
毎日寝る30分前に、照明を少し暗めに落とす
出来れば暖色系の温かみのある照明が好ましいです。
通常よりも少し暗めに照明を落とし、スマートフォンやテレビを見せている場合もこの時に消してしまいます。
毎日続けて子どもたちも当たり前になっているのか、照明が切り替わるとトイレや歯磨きの声かけにもスムーズに応じてくれるようになり、助かっています。
毎日同じ時間に照明を暗めに落とす・テレビを消す、等の操作はスマートリモコンで自動化しています。
電子機器の助けを借り、なるべく手間をかけず無理なく続けるための工夫をしています。
我が家では、赤外線方式のリモコンを備えた照明・家電製品は全て「Nature Remo(ネイチャーリモ)」というスマートリモコンを使用しています。
スマートフォンで照明・家電製品を操作したり、スマートスピーカー(アレクサ、Siri等)と連携し声で操作できる優れものなのですが、このNature Remo(ネイチャーリモ)の機能の一つとして、照明・家電製品を時間指定して自動で操作してくれる機能があります。
興味のある方はこちらから。
これ見よがしに布団を敷いて寝る準備をする
先ほどの照明を暗めに落とすのと並行して、布団を敷いて寝る準備を子どもたちに見せています。
そうすると高確率で子どもたちが寝っ転がりにきて、遊びながらも「そろそろ寝る時間なんだな」と意識づけするのも役立っています。
そのおかげか自主的にお気に入りのぬいぐるみを枕元に持ってきてくれたりして、以前のように私たちも早く寝かせようと労力を使うことが減っています。
子どもの寝かしつけ時間を就寝時間にする
思い切って親も一緒に寝てしまいましょう!照明を落とす係は子どもたちに当番制で任せています。
声で照明を落とす作業が楽しいのか、自ら進んで消してくれます。
寝付くまでのほんの少し、その日あったことや感じたことを発表する時間を設けるのも良いですね。
早く寝なさいと声かけするよりも、穏やかな気持ちで眠りに付けることが重要です。
またスマートフォンは枕元に置かず、部屋の隅に置いておきます。
慣れないうちはこちらも寝付くまでに時間がかかると思いますが、自然と目覚まし無しでも起きられるようになっていきますよ。
残業しない
何気にこれが一番大事。家族とスケジュールを合わせる際の障害になりえるから。
朝のうちに書き出しておいた、やるべきことリストがここで生きてきます。
面倒なことや時間がかかることから優先に、一つひとつ仕事を片付けて不快な時間を極力減らしていきましょう。
最後に
というわけで、「3ヶ月朝活を続けている私が考える、効果と無理なく続けるコツ5選」について紹介しました。
まとめ
私が思う朝活のメリットは以下のとおりでした↓↓
- 一日の始めにやりたいこと&やるべきことリストを作成してポジティブな気分で一日のスタートを迎えられる
- 子どもが寝ている時間を活躍することで作業の途中で邪魔されないので、まとまった時間が手に入る
- 時間の終わりが見えているので、「一分一秒も無駄にできない」という心理が働き集中力が増す
- 早起きの妨げになるような行動を自然と控えるようになるので、睡眠の質を上げられる
- 布団に入る時間までの時間を逆算してスケジュールを固定化することで自分達だけでなく、子どもの生活習慣も整えられる
デメリットは以下のとおりでした↓↓
- 夫婦で一緒に取り組まないと会話する時間がより減ってしまう
- 早く起きられなかった時の絶望感。下手すると一日中引きずることになるので、ほんの少しでも時間が取れるなら地道に継続しよう。やめないことが大事
そのうえで、無理なく続けるコツは↓↓
- 前日の夜に翌朝やりたいことを決めておき、起きるのが楽しみな時間に変える
- 毎日寝る30分前に、照明を少し暗めに落とす。スマートリモコンを活用するなど、手間をかけずに工夫するのも良い
- これ見よがしに布団を敷いて寝る準備をし、就寝時間の意識づけを心がける
- 子どもの寝かしつけ時間を就寝時間にする
- 家族全員で就寝時間までのスケジュールを統一するために、残業しない
朝早く起きて手に入れた時間はあなただけのものです。思う存分、その時間を楽しみましょう!
では、また。
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