家計管理の仕方を見直したことでこれまで1年かかった貯金40万をここ4ヶ月で達成することができました。特別なことは何もしていません。
誰にでも取り組める内容かと思いますので、なかなかお金が貯まらないなと悩んでいる方に向けて改善した方法をお伝えします。
目的別に細分化していた貯金口座をまとめて資産額を見える化
以前
将来の出費に備えて大きな支出項目を中心に、
・マイホーム資金口座(マイホーム購入の準備資金)
・車維持資金口座(車検費用や税金・保険)
・子ども名義の口座(教育資金)
・常備貯蓄(使い道の決まっていない将来準備金)
・一時保管(生活費から余ったお金) 等…
その他も含めると全部で8つの口座を使い分けていました。当時はこれらを毎月の給料日の度にATMでお金を振り分けていましたし、管理も大変でした。
また、全体でどれだけ貯金があるかも把握しづらく貯めるモチベーションを維持することが難しかったです。
現在
貯金口座を一つに絞っています。管理が容易になり現時点でいくら貯金があるのか、一目でわかるので「○年後までに○万貯める!」といった目標を立てやすくなったことも嬉しい効果でした。
収入の範囲内で日々の生活費を賄い、貯金には手をつけない
以前
日々の生活に必要な金額をしっかりと把握していなかったので、給料日前になると生活費が足りなくなることが度々ありました。
その問題を解決するために行っていたのが、貯金を少しずつ取り崩していくことでした(例えば、子どもにかかった費用は子ども名義の口座から生活費へ補充する)。
確かに生活費を不足させることは無くなりましたが、全体の資産額はそれほど増えておらず、お金が貯まっていく実感を持てずにいました。
現在
私の手取り収入のみで日々の生活に必要なお金はやりくりし、その他の臨時支出や浪費にあたる部分は前もって集計しておいた年間の予算額に基づき別枠で管理しています。そうすることで、「いつまでにあとどれだけのお金が使えるのか」を意識するようになるので自制が効き以前より浪費が減っているのを実感しています。
またこの改善をした際の新たな発見として、自分にとって必要な資産額を二段階に分けて算出できました。第一段階が最低限の生活水準を維持するのに必要なお金、第二段階がゆとりを持って暮らすことを実現するのに必要なお金です。
第一段階の最低限必要な金額を知ることで、「自分はこれだけ稼げば最低限の生活をするのに困らないんだな」と心に余裕が出ます。
そして第二段階のお金については、もし自分が働けなくなった時などにある程度は予算を削ることができるのでもし自分に何かあった時の不安を和らいでくれます。
自分に必要なお金を二段階に分けて算出する、オススメなのでぜひ試してみて欲しいです。
使ったお金と内容の記入を手作業からアプリで半自動化、集計もおまかせ
以前
家計簿アプリで1日の終わりにその日に使ったお金と内容を全て記入するようにしていましたが、レシートの入力漏れにより使途不明金が時々起こってしまい、その度に夫婦で「レシートを渡した、受け取っていない」と言い合いになり空気が悪くなることがありました。
また、段々と日々入力することを習慣化できずにレシートが溜まっていき休日にまとめて入力するのに疲れてしまい、集計だけで済ませて振り返りをほとんど行ってきませんでした。
現在
家計簿アプリに銀行口座やクレジットカードを連携し、使ったお金だけでなく入ってきたお金も全て自動で反映、集計も可能になりました。
現在の作業としては反映された明細情報の費目(食費や日用品費など)を仕分けるのみなので負担が軽減されています。
また新たな取り組みとして、毎月2回(中間、月末)のマネー会議を行なって家計にムダが無いかをチェックする余裕も生まれました。
最後に
というわけで、「1年かかった貯金40万を4ヶ月で!達成した家計改善の方法」について紹介しました。
まとめ
・目的別に細分化していた貯金口座をまとめて資産額を見える化して目標立てやすくした
・収入の範囲内で日々の生活費を賄い、貯金には手をつけない仕組みを作るために二段階の必要資産額を算出した
・使ったお金・入ってくるお金の記入&集計を手作業からアプリで自動化、月2回のマネー会議で振り返りも行なっている
今回紹介しきれなかった細かい部分も今後、記事にしていきますのでよろしくお願いします。
では、また。
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